骨問題やら、町内　ふれあい行事やら、落ち着く暇がありませんでしたわ。

なんとかしないと、そこら散らかりっぱなし。
アトリエのドアを開けても、「何してたかなぁ」。

えぃ、ゆっくり確実にひとつづつ行きましょう。
ふれあいニュースを打ち込み。
お茶会の御礼と次のしゃべり場の案内。
ちゃんと、進んでいるのよ。

安心してパソコン遊び。
黒さんの感じだからともらった、小さな写真立て。
ワタシはもっと「えれがんと」だからして、似てるわけないんだけど。
秋の日は短いんだからして、寝る前には反省と虚しさに迫られるんだけど、
「だけど」の連発はいいわけの証拠。

まぁいい、なんにも進まない、骨休め日。当面、骨がついて回ります。

昨夜の雨上がりの朝、気温もそう下がらずに、草むしり日和。
やっと、蚊に刺されることもなくなった。
ほうれん草、結局、市販の束で換算すれば１０束くらいは、採れそう。
今年は、ほうれん草が高かったから、採算がとれる。
家庭菜園の採算は、お金換算のみにあらず。
イライラさせる発芽待ち、赤い種殻をお帽子みたいにかぶった実生の可憐さ、食べてもいいかなぁと待ち遠しかった間引きのサラダ用。
根っこを赤く化粧した、濃い味。
調理のさいわいは、葉先の好きな息子氏と茎のシャリ感がいちばんのわたしと、ほうれん草の棲み分け。盛り付けの時、密かに楽しみ。

時は巡りて、６５年。６５年と打って、ホンマかいなと確かめてみる。
同級生から、小学校のクラス会の写真が送られてきた。
コレが６５年前。
もう最後だろうから、行きたかったんだけど。
つぎつぎぐずついていた時期で、出席の自信がなかった。
「どちら様で、、」のお顔が並んで。

骨学習。
カルシウムを多く含む食材、３０くらい挙げたら、まぁ、献立に不自由することも無いじゃろ。
いちばんよかったと思うのは、「食べたい」要求が、衰えないこと。

あぶなあぶなの骨で、そりゃ、不慣れな雑踏の中を行くのは怖いけど。
特に、駅の階段などは、エレベーターを使うかなぁ、いいや、気をつけて歩いて、骨に負荷をかける。
骨折が怖いからって、「骨様　骨様」の扱いはしない。
せっかくの京都なのに、そう思っていてもやっぱり、骨をかばっている。

手芸用品屋さん、秋の売り出し。
自分の材料と、ふれあいしゃべり場で、使いやすいものと。
そして、やっぱりの目的は、デパ地下で、骨様の餌さがし。
この課題、実は面白い。
「好きなもの喰って、、」から、「きっと、身体が喜ぶだろ、、」と感じる方が、まっとうであり、理性的であり、年寄り暮らしの工夫醍醐味と、 もはや、自分の中で位置づけているので。
このあたり、なかなかいいバァサンなんだけど、今までがワルすぎた。

実際のところ、手芸屋さんもデパ地下もそんなに変わり映えしないから、こういう自分の方向が見いだせて、やっぱり、いいバァサンだ。

骨ノートにまとめ。

ごくありふれた食材の食事によって、カルシウムを摂る。
カルシウムが身体に吸収しやすいように、太陽に当たりビタミンＤ剤で補助する。
骨大事で動かないより、一定骨に負荷をかけて、骨を強くし、筋肉をつける。
この、３本立てで、やってみる。

改善されなかったら、そりゃ、今更この歳でじゃよ。
ただ、コレで、毎日の気持ちは、上を向く。

京都秋色、うーん、そんなに色鮮やかでもなく、今の時期、日本産の松茸が店頭にないのよ。
買う気はないんだけど。アメリカ、カナダ、中国産ばっかり。

どでかい外人さんとさらに嵩高いリュックに、潰されそうな恐怖。
おい！手を繋いで歩くな。
日本は狭いんじゃよ。

今日はワタシ日。（いっつもそうなんだけど）　
昨日町内のふれあい事業をすませたし、しかも、かなりええ線　行ってたし。だから。
道で出会う昨日の参加者が「面白かったねー」。わたしもなんであんなに面白かったのかなぁ　と思う。
張り切って催し物進行の策を練らなくても、会話が転がる感じで、いったい、何でじゃ　と。

買い物袋には、兵庫産のちりめんじゃこ、広島産のあみエビ。
京風ちらし寿司に入れるような、小さく白いちりめんじゃなくて、いわゆるかえりじゃこと呼んでいるじゃこ。
噛みしめれば、そりゃ、ちゃんと、じゃこの味がするのに、今まではついつい敬遠してきた。
かえりじゃこは、塩と酢につけこむ。じゃこも美味しいけれど、このつけ汁の酢、熱いご飯にちょんちょんとのせれば、まっこと美味。
あみエビは、手描きのＰＯＰに「カルシウム満点」と描いてあったので。
食べてそう存在感があるものでもなし、サラダに、焼きそばに、お好み焼きに、かえりじゃこのなかに、放り込んだって。

ワタシ日だから、ワタシの骨孝行をと。
死ぬまでに骨密度、いっぺんあげてやりたい。
出来ないことはしない、しんどいことはしない。カルシウムをいくらたくさん含んでいると言ったって、きくらげ、大量摂取できるわけがない。
常の食材から離れすぎず、買いやすく、いかにも努力よと思わせない気楽さで行こう。
それでも、ここ２,３日、牛乳は２００ｍｌ飲めるようになった。
牛乳は飲める方がいいでしょ。病院の朝食、いっつも１００ｍｌくらいのがついてたから。

骨会話、骨守り、きっちり、カレンダーに記録して、また新しい遊び。
ひま人、飽きないねー。

　秋たけなわの日曜日。
町内ふれあい行事のお茶会。
お茶会を引っ張って、解説をしてくださるのも、町内の茶道の先生、
お茶をたててくださるのも、この先生でお稽古を積まれた町内の若手。
会場は、これはこれはの蘆花浅水荘（ろかせんすいそう）。大正時代の人気画家、山元春挙の別荘。
気まぐれな秋の日も、今日はうちの町内の為に晴れてくれたような暖かくきらめいて。

不調法なこれまた町内の客人たちは、「堅苦しくては、お茶の意味がない」と、かなりお茶の先生を妥協させてしまったようだけど、
いや、だから、茶道のこころを、すっと理解させてもらった一面もある。
今風に言う「お茶を飲む」「お茶しない？」は、ずっと昔から、人々のもてなしの極意が今に受け継がれているわけだ。

秋は茶席にあり、
床の間の掛け軸は春挙、今はもうないと言われる、ゆがみのあるガラスを通して、お庭から延びる琵琶湖のさざ波がきらめく。
更に向こうの借景は、対岸の三上山。

お茶のあとは、春挙のお孫さんによる、別荘の説明。
春挙が設計して、工夫と遊びが混在した１００年の建物の面白さ。
この、９月１０月は、今でも池に映る月を見て、宴会が催される。
お酒を愛した春挙さんの伝統を引き継ぐ使命のひとつだと、その使命がうれしそう。
冒頭で「これはこれは」と書いたのは、この膳所の街にこんな面白い建物があったことがうれしくて、
今迄知らなかったことが、もったいなくて、当面、うちの客を案内の名所とする。

ふれあい事業、町内のみんなの力で、成功。
感想は、およそ茶道の粋はなく、俗にいうなら、ひょんな、おもいつき企画、大もうけで。

これは今日からのノートのタイトル。

昨夜一晩考えて、やっぱ、真面目に自分の骨と向き合う暮らしをしようと考えたわけ。

「経験したことのない骨密度の低さ」　と言われたって、まだ、「そりゃ、きっちり検査したからよ。
検査しないで、気づいてない人の方がどんなに多いか」とほざいてみたところで 単に、根拠のない抗弁で、自分の症状が改善するわけでもない。
ええ歳して、こういう抵抗を粋がるんじゃないよ。

このノート、中は、カレンダーを貼る。
骨の為のもの何食べたか。
骨の為の運動何をしたか。
骨の為にお日さまにちょっとでも当たれたか。
それに、毎日のくすり、４週間に一度の薬もあるし、その記録。
近頃、薬飲んだかなぁと迷うことたびたび。迷いだしたら、最後はゴミ箱まで、薬の空の袋を探して確かめているしまつ。
日光浴だって、子供が３,４ヶ月の頃から、部分的に肌を晒してきた。
今、バァサンがお日さま求めて、外に出たって、単に日向ぼっこだけの話かも。
（コレは薬局のオッチャンの説明があった。「顔からでも、手からでも、お日様に当たったら、どんどん、身体の中に取り込んで行く。」んだって。）

我流であるし、効果もワカラン。
意識することから始めよう。
ついでに、骨に関する新聞記事もスクラップして綴って行こう。 、

「センセ、今日から、いい患者になります。」
やる気になったのは、昨日、一念発起、牛乳２００ml飲めたから。
コーヒーをちょっと混ぜてスタート。
ついでにおやつは「kiri」。
成分表示でゆくと、コレで３００�rあまりのカルシュームになるんだけど。
なぁに、明日の早い朝の為に、今、ポタージュスープ作ったから、これにも、牛乳１００mlいけそうだし。

張り切ってゆくつもりだけど、張り切りすぎて、すべって転んで、骨折という、不幸のパターンもある。

今週は、ゴミ収集のカラス除けネットのお世話係。
医者の予約が朝一で、骨密度の検査結果を聞きにゆく。
ネットを広げて準備はしたけれど、いつもの時間にゴミ収集車が来てくれなくて、医者行きの時間が迫る。
収集が終わったらすぐにネットを片付けたいのがお世話係の時の抱負で、天気が良ければ大概収集車の見張りのための庭掃除。
しょうがないから貼り紙。
「所要で朝一に出かけます。１１時ころ帰宅しましたら、すぐネットを片付けます。お目障りですがお許しください。」
コレが、今日の始まり。秋晴れ。さいわいなことに、腰のコルセットはとれた。
医者が終わったら庭仕事だな。

「長いこと医者をやってるけど、こんな低い骨密度の人を診たのは、はじめて」。
ワタシのことですか。別にそりゃ、いい結果だとは思ってはいなかったんだけど、そこまで深刻ですか。
「今まで骨が折れなかったのが不思議！」。「折れたら、寝たきり！」とどめを重ねられて。

投薬と栄養指導と運動の励行を言われて。
「お肉ダメです、牛乳飲めません。運動するより、針仕事していたい。」さすがに言葉に出せなかったけど。
で、半年後に、骨密度を計るんだそうだ。もちろん、これ以上下がらなければおんの字で、今更、右肩上がりのグラフは期待できない、しんきくさい療養。
もはや、元気そうな顔をしてのほほんと歩いていられなくなりましたけど。
「いいや、元気で頑張って。いっつも楽しそうだし。」
お医者さんは、おんなじ町内のなかよし。
うーん、出来ることからやってみるか。やってみなワカランのが得意技だし。牛乳くらい、飲めるじゃろ。

骨折の情景が次々浮かぶ。
走って　車をよけて、家に帰れば、家庭内骨折がいちばん多いらしいし。

骨を守り、骨と闘い、覚悟と疲労とため息で、牛乳ぶら下げて帰って来たら、
うん？　カラス除けの黄色いネットが道脇にない！
玄関前に畳んでおかれていた。
どなたか、ご近所さんのご親切。
身に沁みた分。ワタシ、がんばれそう。

　昨日は、市民病院で骨密度検査。
もう、しばらく、来たくないけど、いったいどれだけたくさんの専門家や高額機器のお世話になっただろ。
考えたら、贅沢に、親切に治療を受けているわけだけど、飢餓に悩む世界の子供たちのこと考えたら、いかんせんこの老い先短いバァサンにでは気が引けるほど。

腰痛にかまけて上の空で暮らしているうちに、ほうれん草の畑、りくりくとした肉厚の葉っぱを茂らせて。
小さな身の回りでも、きっちり見つめたら、こころなごむことはいっぱいあるのに。
目まで不自由になったわけでもないのに、きっちり、モノを見つめ、きっちり自分の心の目に取り込むことを、忘れていた。

ゆきちゃんから最後の下田茄子。
糠みそのお世話どころじゃなかったから、塩蓋で、糠味噌を守っておいたので
せっかくの下田茄子、漬けてもちょっと、熟れていないし、ここはひとつ贅沢に、煮物、揚げ物に使わせてもらった。
さすが、下田茄子、煮ても焼いても、きっちり「下田（しもだ）でございます」と美味を誇る。
お礼の電話を掛けながら、ホント喰って寝るだけの日々なのと嘆いていたら、「ワタシにそんなこと言うな」と怒る。
病気以来、ずっとそれで暮してきたと。
「４８歳からだよ。贅沢言うな。」

町内のふれあいの、お茶会の準備をしながら、「正座が出来なくなって、お茶のお稽古、断念」と聞いた。
フラダンスのお稽古に通っていた人は、足指のつけ根が痛んで、裸足のフラダンスは無理になったと嘆く。
加齢とともに、みんなそれぞれ、暮らしを狭めて狭めてで。

ちょっとづつちょっとづつ、身辺整理して、こざっぱりしていったら、今迄の贅沢に感謝し、これからは歳相応の贅沢にまた感謝できるだろ。
病院育ちのクロスステッチポーチ。
これくらいのものなら、家よりもはかどる。つまり、家に居ると、余分な用事やＴＶやおやつや。
ゆっくりと、仕上げ。

つまり、家で這うようにして移動し、自分でも予期せぬ動きに悲鳴をあげ、いわゆる、「風邪気味」を通り越す、病人は、実は肩身が狭い。
やさしい言葉がかけられるわけではないけれど、どこかで、息をひそめて、様子をうかがっているような、息子氏や、様子見に帰ってくれた娘の目が堪える。
「気を遣わせてるな」の想いは、受ける側に、かなり負担になる。
あるいは、申し訳ない想いが、自分の方から禁止事項を増やし。
連休があけてお勤めに出たから、今日やっとひとり、自分のことだけ考えて、動く段には、不自由もなくなった。
ちょっと、がんばって、マットの仕上げをしたわけで。
同様に、夜更けの日刊更新も、出来るんだけどの日もあるんだけど、続かない恐れでついつい。

MRIの検査の結果、曲がった背骨が、腰の辺りで、髄液や神経を圧迫していた。
加齢現象なのか、昔からなのかは不明らしいけど、「この状態で、今日まで痛みがなかったことの方が不思議」と先生。
いや、そりゃ、少しは軽めだったけど痛い時もあったし、寝腰の痛さは、母もよく言っていたなぁ。
今後も起こりうる　らしい。
痛み止めの緩和ケアしか治療法はないらしいけど。

一週間、手抜きの家事をして、あとはごろごろ、ＴＶ見て、本読んで　「こんなんでえぇんかぁ」と友人にこぼしていたら、
「贅沢じゃ」の一撃。

明日はまた病院、この際本格的に、骨粗鬆症の治療をと、骨密度の測定に行く。。
治療はおろか、改善の道のりもほど遠いこの課題、８０近いバァサンに、必要なことなんかなぁ。
朝晩の痛み止めは、確かに効く。効くから飲む。
「食べ物で、摂取出来ないんですか？」とそっちで努力するつもりで聞いたら、先生「摂れてないから、こうなる！」って、コレも一撃。

はい、新品のマウス到着。
開店早々の電気屋さんに走ってくれた。
親方が腰痛で咳もくしゃみも遠慮して暮していたら、パソコンのマウスは、遠慮どころかプッチンキレた。
道理で昨日、無聊慰めの碁を打っていたら、あらぬところにカーソルが動いて、打ちたい場所でがんばってくれなかった。
息子氏に、平に伏して、お願いする破目に。
１０００円ほどのマウスに、休日の息子氏起こして、借りが大きすぎ。（１０月７日朝）

整形外科。
血液検査の結果は異常なし。あと考えられるのは、骨折。
「骨粗鬆症で、骨折している場合もある」とＭＲＩ検査待ち。
コルセット暮らしが続く。身体が安定するにはするけど、今日みたいに暑いと、コルセットの上縁のところが、皮膚に触れて、そっちが痛い。
スンマセン、骨粗鬆症は、８年前に投薬による治療を勝手にやめてしまいました。
因果応報、報いはてきめん　と先生の目が痛い。

なんなのよ、ふんだりけったり。

ふれあい　しゃべり場。
自転車で転んで、左手いっぱいに包帯の人、歯医者帰りの人、
コルセットでおそるおそるワタシ。笑うと身体にひびいて、、。
いいのよ、満身創痍でも、お口は達者。
おしゃべりだけでも、午後のひとときは充分だし。月に一度でも、お一人住まいの方がそんな時間あればいい。

本日から親子で参加される、Iさん。
娘さんが嫁がれて、町内にそれぞれがお住まい。
周りの年寄りたちが、娘さんのお手伝い日にもなった。
最初、手作り品を見て「どうするとこんなのが出来るんかなぁ」だった娘さん、そのうち、群を抜く速さで、せっせと作ってこられた。
「若い人にはねー」負けるわと周りの年寄り。
動きは鈍くなっても、なにがしかの手作り経験のあるつわもの揃い。
手は出るお口は出るで、今日はおもしろい展開になった。
ワタシが、元気でありさえすれば、いろいろサンプル作って、引っ張ってゆけるのに。
引っ張りたいけど、引っ張らないのもいいのかもと、穏やかなひとときだった。

うまいことゆくもんなんよ。
「ココに来れば、なんか面白い！」
それが証拠に、有志で食事と１００均屋行きが決まっていた。
ワタシも行くーぅ。

そりゃまぁね、原因不明の腰痛が、お日さまの温湿布で治るわけはないんだけど。
医者に行くか行かないか。
朝から、診察終了前のお昼まで悩んで、結論がでないと、お風呂に入って、悩んで。
８年前からご無沙汰の診察券、出したり入れたり。ようやっと整形外科に飛び込んだ。
この逡巡の時間をこんだけ持たないとアカンかねー。

先生の動作指示のたんびに「あイタァー」「そんな痛いかぁ」。
「痛くなかったら来ません」と、文句たれながら、実際、連休にもなるし、行って正解だったんだけど。
市民病院を紹介されてＭＲＩの検査を受ける破目に。
レールは敷かれたんだから、また、病院通いの日がはじまる。
とりあえずのコルセットが苦しい。
なんですか、このところずーっと攻められっぱなし。
今日のお仕事がつぶれ、明日のふれあいしゃべり場の十分な準備ができず。

楽しいことひとつづつ消えて、鬱陶しいことひとつづつ増えて、
年寄りくらしって、こんなもんなんですか？

すこぶる上等の秋晴れ。
痛む腰はお日さまの懐炉で。原因が解からないのに懐炉でもないけど、まぁ、気持ちのいい、草むしり。

朝は好きでも、これからイヤなのは、寒さ。
今から嘆くのは申し訳ないけど、着るものが一枚また一枚と増えるたんびに、めんどくさくなる。
そのうち、ふとんの中で温まっていた身体も冷えるし、あっぱっぱストンと着てスタートとは参りませぬ。
年寄りにしたら、大仕事で。
母がデイケアに行く日、このお着かえがしんきくさくて、つい、乱暴に手伝ってしまった。
ワタシがしんきくさいと思う以上に母にしたら、大変な仕事だったに違いない。
自分が、体験するようになって、やっとそのいたみを共有するようでは、いい介護人ではなかったわけで、今更、ゴメンをどこに言う。
９月２４日分で作った浴衣からの割烹着兼はおりもの、とりあえず一番にコーヒーが飲めるようにとパジャマの上に羽織って、 コレがなかなか便利だった。
夏物だし、袖は短いし、ならば、母の紬で。
これひっかけて一日のスタートを切る。
冬物だし襟ぐりも狭め袖も長めと縫い始めた。
縫っているうちに、ちょっと方針が変わってきた。おつかいくらいのはおりものとして長めに。
要するに紬の存在感と格調が、とてもじゃないが、パジャマの上にでは、たいそうすぎて。
使ってゆく中で考える。従ってボタンもない。
くるみボタンで簡単に安く納めようと思ったんだけど、共布のくるみボタンではまた、たいそうになる。
相変わらず思いつきだけでやって、悩んで迷って。
この工程しか、解かってこないのが、つらい。どんくさい。
ふれあいのしゃべり場のメンバーも、結局、ウールの着物の断捨離に思いあぐねていらっしゃるようだし。
リメイクの見本にでもなれば。

元気は、やる気よ。どんと来い！
どんと仕事が待っているのは事実。
やりかけて、いやになって、やりかけてどうでもよくなっての日々だったから、とりあえずひとつづつすっきりさせにゃ　と意気軒昂。

図書館　手芸屋さんと外堀の整備。
ふれあいで、なんか、カンタン・カワイイ　クリスマスグッズの見本が作りたい。
ふれあいニュースで募集した、町内お茶会の参加者も、各組から、たくさん集まってきているし。
今のうちに今のうちにと焦り気味。
忙しがれる喜びが、じわじわ。

新内閣発足。
ラスト組閣。なりふりかまわずの感じがして。
忙しがって、こうはなりたくない。

よっ？　張り切りすぎて、今朝は腰が痛い。
かげんを見るという年寄りらしい過程。おい！（３日朝）

空が高い。台風一過。
ご近所、一斉に庭に出て、何事もなかったこと喜びあえた。
うちの被害は、咲き始めたところなのに金木犀、早々に花を落としてしまった。

待って待っての医者。宙ぶらりんな暮らしに、決着がついた。
それほど、生活の質を落とさなくてもよさそう。普通に生活できる。
ワタシの身体、がんばっていてくれたらしい。それどころか、改善の努力もなされていたみたい。
そりゃ、逆に言えば、遠慮して遠慮しての暮らしだったから、これで、悪化してきているのだったら、救いがないけれど。

空が青い。雲が遠慮しいしい、台風一過。
明日も明後日も、気持ち晴れの保障のなんと、輝くことか。
パソコンに記録された検査データーを見てくださっている時から、数字は解からなくても、先生の顔つきが明るかった。
形が目に見えない病気なんて、患者にとっては、診察してくださる先生の顔つきが頼りなんだから。

いい秋の日を積み重ねてのひと月にする。
まだ、とりあえずひと月でいいの。
おかげん見ながらが、謙虚でいいのよ。