作品展、「無事」終了。
この「無事」は、過酷な暑さに身体がもったということ。
始める前に、健康の診断を受け、終わったら、「よう、もったわ。」と。
とかく、８１歳の一仕事は、めんどうがつきまとう。
めんどうを払拭したのは、あまりある感動を頂いたことで、「やってよかった」が、総括。
「また、やりたい」の希望につながった。

お暑い中お越しいただきありがとうございました。
何十年ぶりあるいは何年ぶりかにお出会いして、ワタシにはない世界を伺えたことは、こころに迫ります。
こういう経験をさせてもらうことがまだあったのです。
ありがとうございました。それにしては、作品たちがつたなく、また夏場のものは少なくて、反省もあります。
みなさんから頂いたエネルギーを、残りの人生の糧にしてまいります。

「来たらアカン」の案内状をたくさん出した。
「来たらアカン」の案内状を持って「どうゆうことよ！」と笑って来てくれた４０年ぶりの友人。
この歳になると、同年代の友人の消息を確かめるのは怖い。
風のたよりであったり、暮れの喪中ハガキであったり、残念な消息に出会う。
いわば、案内状は、ワタシの元気報告であり、消息を知る手立てであった。
「来たらアカンけど、元気にしてます。」のご挨拶。
「ハガキ頂きました。安心！　元気さは字でわかりますね。」とメールも有り。
４０年ぶりの友人は、まったくの疎遠だけど、どこかウマが合う娘、息子の絵の先生。重い病気療養中と聞いていた。
ご自分で運転してこられたから、ほっとした。
「充実して、毎日を生きます。」と握手で。
７５歳の友人はまだ現役。認知症専門の看護師さん。現役と言うのは強いねー。背中どやされて。
「もう会えないとイヤだから」と船に乗り新幹線で駆けつけてくれた友人は今もって、何で親しくなったのか、何でこんなに尽くしてくれるのか定かでないままに、励ましてくれる。

常、籠っていると、「ひとって、こんなになつかしいもの」だったかと、改めて思う。
ありがとうの作品展だった。

次のスタートを切りましたぜ。
お世話になったギャラリーに山のような和服、ワタシにとっては宝の山。どこまで崩せるか。
簡単和服リメイクの教室をギャラリーで開く。
テキストどうりやると、ほどいて洗ってでそれで疲れてしまう。
横着リメイクで、モノを作りあげる喜びを感じてもらえたら。
夢の多いバァサンの道をゆく。ダイジョウブかぁ！

今いちばんやりたい事、草むしり。
家主が張り切っている間に、まぁ草も張り切ってくれました。
一巡したら、ボチボチ作品をこのページに載せて行こう。

一仕事は、強烈な元気の財産を残してくれた。ひところ流行った「元気を頂く」。この陳腐な言葉が今こそ使える。
感謝をこめて、７月をスタートする。