| ２０２２年５月１日（日）冷え冷えと雨
５月、五月晴れはおあずけ。それでもまぁ、庭の花達の日ごとに変わる競演。  これはなんじゃ？と言われたら、刺した本人にもワカラン。 ともかく刺した。とりあえず刺し続けた。およそ２年間。クロスステッチ。８２p×５２p。 家の炬燵で、あるいは縁側で刺したものではない。刺し続けたのは、医者の待合室。 診察待ち、支払待ち、お薬待ちの手慰み。２年間、お薬手帳とずっといっしょに医者通い。 何を作るという意思もなく、アイディアも無く、たまたま、待ち時間用の本が無かったから、コレになっただけの話。 単に、その日掴んだ糸でクロスステッチ。ひとつの四角は掴んだ糸の量次第。 刺してるうちにこの単純作業が、面白くなってきた。大きな布を用意していてよかった。 今まで随分刺繍をしてきた。お稽古の時は、「あなたなら、これぐらいは刺さないと」と先生におだてられ、その気になって、わけのワカラン外国のステッチに苦労した。 完成して、快感より、苦労した分どうしたんやと思うほど、満足できないものがあった。 今日やっと、最後に金糸でハートをひとつ刺したら、涙が出た。単純作業の勝利だと思った。 で、コレ、何になるか、うーん、普通テーブルセンターか。 優雅にコーヒータイム、もし、こぼれたら、これはまた涙もの、逆鱗に触れる。 なおかつ、無計画な作業は、特にクロスステッチの特性である裏の美しさが壊れてしまって。やっぱ、ふんわり芯を入れてマットか？ 縁をどうするか、ありきたりに、周りに強い線で囲ってしまったら、面白さがなくなってしまいそうで、２年かかって刺したもの、また、長いことかかって、悩むんだろうなぁ。 ホント、疲れるひとだわ。このエネルギー、もっと有効活用できたかもしれないのに。
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切手。中学以来の切手コレクターの同級生から、誕生日のプレゼント。
４月下旬、大根とほうれん草を蒔いた。夏場にかけて、青菜と品不足になる大根がほしい。