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たそがれをかがやいて あかるい遺書を綴りたい
2021/7/1(木)〜2021/7/31(水)


 2021年7月1日(木) 雨あがる

雨上がりの朝の楽しみは、草むしり。
せっかく、慈雨で元気になったところ、申し訳ないんだけど、食糧が第一で。
今年は、みょうががやる気だな。おおばも今が、、。今日は裏庭。
くちなしの香る風。くちなしも、ドクダミも、一重がいいねー。

遠くに住む小学校の同級生が、6月いっぱいで店をたたむ。伊勢湾台風の時に、必死で雨戸を抑えていたと聞いたことがある。
サラリーマンの退職と違って、居職をたたむのは、過っての仕事の道具たちが残る中だから、また想いが違うだろうけど、
健康や社会情勢でやむなく止めるわけではなく80歳を切りにしての全うの日と言える。
長年ご苦労様というより、おめでとうを贈りたい。
趣味の多い人だから、さぁさぁ、背中の荷物ひとつおろして、楽しもうよ。

コレが、おもしろくて、おもしろくて。相変わらず、布のメッシュワーク。
コレが、しんどくて、しんどくて。編むおもしろさに、たどり着くまでが。
布を2cm幅のテープに仕上げるアイロン作業。肩に来る、腕に来るの肉体労働。
いっぺんには無理だから、台所仕事の合間、洗濯物干してまた、ティタイムの前に5本、、と貯めてきた。
主人や母たちの和服から、そして、浴衣がご活躍。
お孫ちゃんのおむつにと、貯めこんでいて、当時急速に進出した「赤ちゃん本舗」で、撃沈の浴衣。
「腕が痛い、もう限界」「肩が上らないのよ」とほざきながら、マット作り。(45p×65p・52p×77p)

懲りないねー。
我が家の愛をつなぐ仕事よ。ため息つきながら、愛を語ったってねー。

食 楽

「夏はいい、そうめんじゃ蕎麦じゃで。」いっしょに和服のリメイクしているSさん。
「できるように、なってもらわないと」でご主人に簡単な昼食レシピを教えて、来られている。
ワタシも、そうめんじゃ、蕎麦じゃで、夏のお昼。
木の器をせっせと使っているのは、時々湿気が必要で、コレもひびが入ってきた。北海道、置戸の地場産、間伐材利用の大皿。
乾燥で、すし桶はまわりの部分にはめるたがが緩むし。年中たががゆるみっぱなしは、ワタシだけど。
母は「樽がはしゃぐ」と言っていた。うきうきしてさわぐあの言葉の意味を使っていたのかなぁ。
てんぷらのひとつは、最近のヒットメニュゥ、TV おしゃべりクッキングから「たまねぎとちくわのかき揚げ」。
櫛型3mmの玉ねぎと、5cm棒状のちくわ。小麦粉を薄く馴染ませて、あとは出来るかぎり薄い衣で、揚げる。玉ねぎのまだしゃきしゃきを残して、塩で。経済メニュゥ。

夏本番の、糠みそも健在。従って、きっちり世話できている主も健康。
冷蔵庫に入れるのは、糠が発酵しきれないような気がして、大きな甕抱えて、涼しいところ涼しいところに運ぶのは大仕事だし、新鮮ななすは調達したいし。 あとは絶品 下田茄子を待つ。
頑張っただけ、この夏の快適、絶好調と行く。基盤は糠味噌ってか。貧相、いいや、この贅沢のできる健康と食欲。


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