「オカァさんの好きな、、、」と息子氏。
「美味しいお蕎麦屋さんでも見つかりましたか。」と問い返したら、

「オカァさんの好きなスリムクラブが無期限活動停止だって。」
機関銃みたいにしゃべり続けないパターンの漫才。
昔のＭ−１グランプリで、優勝を「笑い飯」に持ってゆかれた時、歯ぎしりするほど残念だった。
以来、好き。
もっぱらＹｏｕＴｕｂｅで逢瀬を重ねていた。
眞栄田君の口調なんて、へっちゃらに出来る。

好むと好まざるにかかわらず、足元掬われに行ったか、不本意に掬われたか。

生きているということは、突然こういうことも起こりうる危うさと隣り合わせに居るわけで、生きて暮すとはまぁ生易しいものでもない。

６月のふれあいしゃべり場が終わるまでは、如何せん身体も心も余裕がなくて、甲斐性もないのに、ちょっとでも、満足してもらえる内容にしたいと。
気持ちの中ではみんなで作り上げるものと思っているのに。

無謀にも、コレが終わって手元ゼロになったらと、考えていた。
ゼロになったら、どんなに家事や針仕事や、色鉛筆画に没頭できるでしょう。
ところがこれとて、生きている以上、手元ゼロ、こころの負担ゼロには絶対なれないし、よしんばそれが出来たら、 人間の暮らしじゃなくなることを得とくできていないわけで、７８年生きた値打ちもない。
月にたった２時間の為に、逆に自分自身の怠惰の理由を自分で許してしまっている。

ＨＰの更新もしかり、日刊２０年目にして、月刊すら危うい。
こりゃ、居留守詐欺じゃねーか。
新しいパソコンは、ただ今、単にゲーム機。

　タマスダレ、ニワサキオバコ、ナルコユリ、６月の花は、和名のイメージよりずっと洋花。
葉脈が縦に走っているからそう感じるのかなぁ。
半夏生の葉っぱが白の面積を増やし、どうしてと思うほどこの格別の白、夜目にも鮮やか。
成功は、庭の大根、大根を作ったのは初めてだし、１００円の種、間引き菜の塩漬けが狙いだったんだけど、直径５�p位、長さ２０�p位のカワイイ大根。
辛味がしっかりあって、肌理が細かい。
ごはんが炊けたら大根おろし用の大根を抜いてくる。
糠みそに大根のベットを形作ってから、大根を抜いてくる。
この贅沢の極み。

やっと体調が戻ったので、いよいよ念願の部分入れ歯を新調するつもりだった。
最初の５本から補修し歯を足して、２０年になる。
「アナタがね、２０年かけて、自分の体の一部になるように育ててきたんだから。」
歯医者さんは、作る気ないらしい。
対応の不意打ち喰らって、この良心的対応がしみじみとうれしい。

コツコツと晒で刺し子、ハギレ整理のポーチ、底を付けて３枚接ぎで１５�pのファスナー。
白いショルダーは柔道着からと頼まれたもの。
まだ、新しいのは、多分この柔道着、交通事故で亡くなった坊ちゃんのものだったかと。