持病はある。
むしろ一病息災のお守りみたいなもので、苦にしているわけではない。
ところが、時々、「少しは苦にしろよ」とばっかりに、暴れたいらしい時がある。
半年ぶり。
血が止まらないのは怖いけど、パターンとしては慣れがあるから、薬とお静かにで５日、完結。
医者不在になる連休前にかたをつけておかないと、といつもより慎重に構えて。やっとお医者さん完了。

「ところでです、先生！」せっかちがもたげて、
「ワタシ、何回かこれを繰り返して、やがてくたばるわけですよね。いつまでもちますか？」
先生「コレで命がくたばるとは考えられません。」

ワタシ「いえね、肥えましたん。」
先生「そりゃええことです。この調子で肥えてください。」

ワタシ「いえね、くたばる時期が早かったら、パジャマのみ、作り続けますし、そうでなかったら履けるズボンがなくなったので、イチから洋服つくりです。」
実際、７�s肥えは、ウエストに来る。
先生「すてきなお洋服作ってください。」笑っていそうで、気持ちは難儀な患者と目が物語る。
而して、連休の仕事は洋裁。
別に３６５連休の暮らしだから、区切ることはないんだけど。

区切りたいのは、パソコンの方。
アブナ　アブナをなだめ　なだめて、もう限界。
バックアップを採ってないから、今のうちなら、この限界パソコンから移動できる。（はず　と思っているんだけど）
結局、うちの一番の重病人はパソコンで。
今度はノートパソコンにしよう。
「入院しても、使えるしなぁ」とひとり言ったら、息子氏「今日日は、パソコンが出来るくらいなら、入院はさせてくれないの。」

何かにつけて、いのちの条件付きになる。
連休明けに、再デビュゥできるか。
ここらで一区切りしての段取り。２０年の記録、陳腐、沈滞ものさばってきたし。

連休の仕事、だんだん増えて。

　久しぶりにパソコン開けました。
一応症状は落ち着いているのですが
くらし、行動に制限があるので、大半は寝ているしかないわけで。
ゆるーい生活が続きます。
まぁ、食事制限がないことだけでも、ありがたいとしましょう。

しかし、今日みたいなすこぶるの春の日は、なかなか、気持ちが納得しません。
恨めしさが、台頭してきます。
お留守番のアイリス、陽射しの中で光ります。
道を歩く人がさっき、「いきいきしてるなぁ」と、花に声かけて通り過ぎてゆきました。

近々に、生き生きしてるバァサンに復帰します　って、図々しいことは言えませんが、
２２日、検査結果と今後の療養について先生の指導を受けます。
やっぱり無理だわ、生き生きなんて。
加齢分、同病でも、ハンディがあるよねー。
でも、寝ていたって、出来ることはあるのよ。
ふれあいの運営や企画考えたり、お座りして刺し子をしたり、

出たついでに樹木希林さんの本、３冊買いました。
希林さん天国で起業家なさってます。
今、こういう状態の時に読む本ではないなぁと思いました。
人生のあらゆるシーンでの機微が、重いものになってしまいます。
希林さんが言いたかった、面白さにかえる術をを受け入れられるときではなさそうで。

　今年度初めてのしゃべり場、かなりの準備もしたし張り切ったんだけど、そのあとがいけません。

夜の医者へ、そのまま検査、明日も検査が続きます。
そんなに、いっつもいっつも健康でなどと欲張っているわけでは有りませんが、
普通の生活が出来ていると、なかなか受け入れがたいものがあります。

なにより、気持ちが乗らず、物事がいい方には考えられません。

ワタシの掛け声「おっしゃ！」が出るまで
そして気持ちが落ち着くまで、お休みします。

それまで、黄色のアイリスにお留守番してもらいましょう。
いい花をつけてくれてはいますが、花だってそりゃ、どこか故障があったかもと、アイリスを見ながら思っています。（４月１７日　朝　記）

六角堂の通称で知られる京都、紫雲山頂法寺は池坊生け花の発祥地である。

さくらが盛りの六角堂で、春の生け花展。全国の師範級の方々の作品展を見る。
自由花。立花などの格式を取り払ったこの自由花は、人が花を活かし、花がひとの気持を高揚するという関わりあいが深くて、素人目にも楽しい。
さらに、花器もまた、花を活かす。
屏風の背景に、紺の布を貼ってお手伝いをした近所の先生の作品もある。
他の作品と少し趣が違って、なかなかおもしろい作品。
古びた和布で良かったんかなぁ　と不安は消えた。

花の京都を堪能して、たけのこの京都で、京都の休日を満喫。
なかなか、尊い日を送らせてもらった。

難儀なのは、体調、一年前とおんなじような症状が出て、心配よりも、もう一日、明日のふれあいしゃべり場が無事終わるまでのお願い。

昨夜作っておいたサンドイッチ噛み噛み、朝の４時に息子氏お出かけになった。
お帰りは、明日だって。
ひとりをいいことに、ひたすら、ふれあい　しゃべり場の準備。
去年１年の失敗や、歯がゆい想いを何とか克服したいと考えたら、よけいドキドキなってきた。
準備しすぎて、失敗ということはないだろうけど、準備しすぎて、集まった人達の力が出しにくい場合もある。
ひとりで突っ切るのはよくないし、さりとて、準備不足で、興味はあっても、手が付けられないようでは。
和服からのリフォーム、帆布小物入れ、帯からポーチなど、おうちにあるものを使う。
あるいは、刺し子のふきんや日常的に使うエプロンを作るほかに、クロスステッチも提案したい。
さいわいにも、クロスステッチの刺繍布ハギレがたくさんあるし、小さなものから。
編み物は、先日お医者さんでお借りしたかぎ針編みの小さな袋。町内編み物の達人が準備中。

それぞれの大切な時間を使うのだから、いつもと違う満足のふれあいしゃべり場にしたい。
一番むずかしいこと、苦手なことに首突っ込んでいるわけで。
それでも、義務があるってのは、自由すぎるバァサンには、気つけ薬になってくれている。

いいことあるって。
福岡合馬（おうま）のたけのこを頂いた。たけのこの名品。
京都山崎のたけのこで、こんな大きなのは見たことない。
熊本出身の姑が居た頃、３月には阿蘇のたけのこ、４月にはこの合馬のたけのこが春の使者だった。
さっそく、ふさい物探しに。これはもう、鱈の子。
明日帰る息子氏には、たけのこご飯で待っていてやろ。

図書館の帰り道、最寄りの駅に降りたら、人だかり。
去年まで、タバコ屋さんだったお店。我が家への道案内の目印だった。
友人にでも、タクシーの運転手さんにも、「あのタバコ屋さんの角」で通じた。
年寄り夫婦の店番で、御主人が欠け、いつの間にか奥さんも見なくなった。

工事中だなぁという日が続いて、お目見えしたのは、カフェと趣味の店。
ガラスの向こうのテーブルに華やいだ女性客。
近くの高校の生徒さんたちも、カードを物色中。
白髪もあるから、もう、５０、６０かなぁ、オーナーらしき人が、やってきて、中にどうぞと手招きしてくださった。
びったりついてる若い女性が居る。
「何のお店ですか？」無粋な質問だけど、好みは近い。
若い女性が、手話でオーナーに伝えた。
あっと気が付いて。
お話は不自由ないようだけど、聞き取りにくいらしい。
付き添った女性が、すぐ答えられることでも、オーナーに返事を　とされているのが解かる。
「とっても、うれしい」とご挨拶して、お別れした。

こころに湧き上がる熱いもの。
オーナーが障害があるからではない。
若い時の出発は、無謀さも華になるけれど、一定歳とってからのスタートの確かさをこのオーナーから見て取れた。
歳を重ねることも、障害のあることも、すべてを今、ようやっと、生きる力に蓄え花ひらく。

４月、ココにも出発の春。

　寒いけど、４月。
寒いせいでさくらが長持ちしている。
５分ほど歩いたら、川面を覆うさくらが見られるのに。
１０分ほど歩いたら、膳所公園のさくらだし、１０分ほど電車に乗ったら石山寺のさくら、
やがて、図書館からすぐ近くの長等山公園のさくらは、大津の街を見おろし、そのまま、京都、東山への蹴上水路に繋がる。
今年のさくらは、お使いの通り道、膳所神社で充分。
やがて、神社の境内で、桜吹雪が楽しめる。

きのう頂いた、同級会の写真のお礼状。
何べん見ても、思い出せない方が居て、こういうところで、だんだん自信がなくなってきた。
まぁ、今を生きよう　と気を取り直して、本日７８歳の１日目。
さすがに「オメデトウ」のメールは、ひとりで赤面してしまう。
半分「あな　おそろしや」の気分もあり。
母はこの歳のころ、もっと元気あるいはマメだったような気がする。
畑をして、収穫した野菜を、町に住む親せきに送り、家族のご飯の用意をして、、、。
それでも、野良の帰りに枝ものを手折って、庭の花と活けていた。
もうそろそろと引退を促したのは８０を超えていたし、実際、うちにやってきたのは８４歳だった。
このことで、今もひっかかっているのは、うちに無理に連れてきて却って、元気寿命に、マイナスだったかなぁと思うこと。

もったいない日を過ごすのなら、生きていてもしようがないしなぁ。
ためいきの出るこれから。

袖のないエプロン。
町内ふれあいの針仕事サンプルとして、５種目。
簡単に縫えること、ボタンホールやファスナーのないこと、洗濯に絡まる紐のないこと、いちいちアイロンをかけなくてもいいこと。
いろんな条件を考えて。
ワタシは背中があることが絶対条件。
温かいし、背中で紐結びなんて、手が届かん。

雨で種が流れるとイヤだから、新聞紙で覆っておいた。
晴れて。
ほうれん草　お見事、発芽率75％をゆうに超えて、赤い種殻から、やわらかな芽。
やがて、コレが、土にしっかりと根を張ってゆくのかと思うと、愛しい。
庭、飽きればミシン、　ミシンに飽きれば庭。
記録するほどのこともない平凡、平穏。
しかし、こんな大事な日、とも思う。

生協の注文書に、ミニきゅうり、一株トマト、夏の一押し商品登場。
きゅうりを植えなくなったのは、このミニきゅうりのお蔭。使い勝手のいい丁度の大きさ。パリパリの歯触りも。

３月の同級会の写真が送られてきた。
当時、７組あったから、ちょこ３００名くらいは居たのだろうけど、もう今になるとねー。
それより、地元に残って、この同級会の段取りやら、全員に写真送付は、かなり大変だっただろう。
あれから　あれから、決して、平凡、平穏の日々ばっかりじゃなかっただろうけれど、それぞれ頑張って生きてきたんやねー。
あれから、あれから、トータルして、ありがたかったと思える日々だったことを感謝して、
ワタシ、明日から、７８歳になる。

昨夜から雨。気温も低い。
さくらに雪。

本日のインデックスタイトルは、「エプロン考」だった。
ふれあいの皆さんの希望に合うエプロン、もうちょっと考えられないかなぁ　と、あくまで真面目だったし、実際お昼間、型紙も起こしていた。
５種のエプロンが出来るし、サイズの変更もしやすい形にした。
ウールの着物をお持ちの方が多いから、おくみの半幅を上手く使って、２枚は採れる。

真面目さを失くしたわけではないけど、ただ今、タイトル「わちゃーっ！」。
真面目なタイトルが怒りに変わった。
日刊を更新する耳に届いたニュースに「わちゃーっ！」しかなかった。
内閣の対応が遅すぎた分、つぎつぎボロボロの失言で、そのたんびに、むしろ憐憫さえ覚えるようになっていた。
目の敵のようにしなくてもとさえ、野党のこころの狭さを想った。

けっこう、この方への思いやりさえあった。
しかし、失言レベルではなかった。これは、まぎれもない彼と彼らの本質、資質　だった。
スマホをニコニコしてポケットから出した辺りが限界だったのよ。
まちがった職業選択と適材ではなかった任務は、あなた一人の苦笑と言い訳だけでは、済まない世界なんよ。
アナタも不幸なら、国民はもっと不幸なのよ。
人材がないとは思わない。この人を選ぶしかなかった不幸は結局、国民が背負うわけで。

今はまだ「わちゃーっ！」で寝る。
今はまだ、「やはり野に置け、、」だったと大きなこころで解釈してみる。
あしたになったら、そりゃ、怒ってもいいわなぁ。

オリンピック問題は、うちのふれあい問題までひびく。
被災地より、議員の方が大切なの　ってか。
オリンピックより、うちのふれあいの方が大切なの。
ふれあいは、被災地へのエールにも広がる。
古着の供出は、元はと言えば、クリスマスプレゼントが始まりだったから。

ふれあい場の針仕事準備、一週間前からかかると決めている。
針仕事の準備は自分持ちだから、おせっかいにも、みんなの分を準備するのは正しくないとは思うけれど、
たとえ、他人の準備にしろ、すぐかかれるのは、確実にしゃべり場の雰囲気を揚げる。

こころがけはいいんだけど、どうも、この機械相手の緻密な仕事が出来なくて。
今日の仕事　コピー。
刺し子の図案集から、既に晒、２枚あわせた３２�p角の布サイズに合う図案集を作る。
５�p角の小さいものから採集するのもあれば、A３の大きな図案もある。
あるいは、図案の針目が細かすぎて、刺すまでにため息が出るという躊躇もあって、粗い刺し方に変えてみるものも。
元の違う大きさから、一定のみんなが作るサイズに、コピーを拡大したり、縮小したり、あるいは、部分をコピーして貼りあわせたり。
コンビニがいつものコピー場だけれど、ちょっと離れた文房具屋さんのコピー機。
文具を買に行った経験から、こちらの方が、いっつも空いてるし、長時間使ってもあとのお客の心配が少なそう。
それに何よりお店の奥さんのアドバイスがもらえる。アドバイスじゃなくて、お手伝いしてくださるのがうれしい。

子供のころ、学校の近くの文房具屋さんは、子どもたちで群がっていた。
奥さんは、文房具屋の様変わりを嘆かれて、店は閉められないけど、ヒマな分、俳画を教えられている。
勧めていただいたけど、ワタシにはあの繊細さは無理、描かれたものを、刺繍の図案に使いたいんだけど。
コレだって、刺し子でぐいぐい刺してゆく手法、細い刺繍糸で埋めてゆくのとで、なかなか同じ感覚というわけにはいかないし。

刺し子図案コピー、１２種。
苦手仕事終了。紙の仕事は難しい。
暮らしの知恵から生まれた愛の証し、薄暗いランプの下の夜なべ仕事の刺し子。
図案コピーなんて、考えもしないで、こころが指が、布を飾り、補強して行ったんだろうなぁ。

なかなかきっちり出来ないコピー仕事、文明が却って余分な仕事になっているのかなぁ。
ワタシこういう緻密な仕事出来なくて、それも気持ちの負担になって、苦手仕事。

　昨夜の雨は今朝の草むしりチャンス。
１ｍ四方を線引きして、今朝の仕事。これを毎朝積み重ねる。
狭い庭だから、まぁじきに一巡できるんだけど、草むしりの楽しみは、種を蒔いた野菜のご機嫌伺い。
こんだけ這いつくばってなめまわすように見るのは、「遠慮せんとあかんかなぁ」。
視線を感じて、萎縮するか、バァサンに意地悪して、テコでも発芽するもんかになるか。

小学生の通学の列のあとを急ぐ。今日から学校。
肩さえラクになったら、ワタシも新しい４月を喜べる。
帰りには、入学式を終わったご父兄と新一年生。
ご父兄って、今日日、両親で参加ですか。
路地が華やいで。新って、やっぱりいい。
新　のこころ、失わないようにして、ワタシもいい春にする。

先生の、お花の会のおさそい。京都、六角堂。
行く行くだけど、何着てゆこう。華やいだ場所は久しぶりだから。それに７�s肥えりゃ、きちんと準備しておかないと。
ついでに、「ワタシ、芸術だけでは生きられないから」と、ごちそうを所望。
率先してその気になってくれる友が居るから、ありがたいより、便利。

昨日とおんなじウールのエプロン。
寒いところに住むから、少し後ろ襟を詰めて。
お互い、次の冬も元気で迎えようね。
ともあれ、この布、完食。
ふれあいのサンプルに見せて。

　思いついて、昨日作ったエプロンを着た。肩や首にやさしいかと。
やわらかいウール。昔、お勤めのスーツに作ろうと買っておいたものだから、かなりの古い布。
せっせと布を貯めていた頃、ウールは岐阜で買ったものが多い。
岐阜は毛織物の町、今もって、ここより大きな生地屋を知らないし、しばらくして名古屋にも進出した。
集めに集めて、この毛織物、虫がつかないように保存に苦労して生き延びて、パシッとしたスーツも不要になった。
贅沢か、不適切か解からないけれど、エプロンになった。
やわらかくて、軽くて具合いい。
大体、粋がって、ホームウエアは、かっちりとした、スポーティな綿と決めている時があったけど、寄る年波は、これは不釣り合い、あるいは、しんどい感じ。
せっせと着ることにしよう。
これだったら、そのまま、お使いも今日の選挙もいけるし。
洗濯の問題。いちいち気を遣ったり、クリーニングに出すのもイヤだから、えーぃ、洗濯機でやっちまう。
もう１枚作れそう。
ワタシよりサイズ小の友人に。
ニット部分は、１００円のリブニットセーター。２枚分採れる。
このニットが先だったか、残していたウールが先だったか、頭の中で結びついて。

選挙の夜は雨、種蒔きしてはじめての雨。
選挙、感動、鮮度無し。
だいたい、したり顔してマスコミが民意を解説しすぎ。
アンタんちのお祭りじゃないんだから。
騒いでいいのは、選挙民の方。
騒ぐほどの魅力もないか。

今日は記事がありません。
別に寝なくてもいいんだけど、明日、明後日と医者がないと思うと、用心してしまう。

で、春の憂い　なんぞとしゃれてみたんだけど、友人が笑う。
「あのなぁー」　これは友人がワタシを諌める巻頭詞。
「あのなぁー、大根蒔いて、ほうれん草蒔いて、みつ葉も蒔いて、おまけにねぎ苗並べて、小芋を深鉢に植えたら、首は回らん、そこらが痛いのあったりまえよ」。
暗に「歳を考えろ」が言いたいわけらしい。

返すよ。
「あのなぁー、小芋は芽を出したの２個よ。１６００粒入っているほうれん草の種袋の、ほんの大匙いっぱいよ。
大根だって、はじめてだし、お試しなの。最後には間引いて２本ほどにする。だって、かなりの深い穴が必要なんよ。」
「ネギは、夏場の麺用、朝の納豆用。みつ葉だって、汁ものの吸い口で、いいのよ。」反論材料はちゃんと持ってるって。
そういや、昨日も、息子氏も難儀そうな顔して言っていた。
「あのなぁー、炊飯器買って、掃除機買って、ガス風呂給湯器の見積もりとってりゃ、首もまわらんって。」
まぁまぁさぁ、お誕生月サービスについつい乗っただけの話。
春はどこか乗りやすい。

　部屋なんか汚れていても春は来る　　　　　新聞川柳欄の投稿。
いずこも同じだって。
春の憂いだなんてしゃれてみたって、まぁ、今日明日だけの話さ。

あっちゃ向いて　ホイ！　とはいかんのよ。
古屋の壊れかけた木戸みたいに、ぎーっと軋るのよ。ワタシの首。
ツボの鍼３本は健在なんだけど。

身体動かして、お日様貰えば　と畑仕事。
うしろに向くのに、身体ごと回して。
難儀やなぁ。
小芋と、大根、ほうれん草、ミツバの種まいて、ねぎ苗を植えた。
一番の目的は、夏の大根の不味くて高い時に、たっぷりの大根おろしが食べたいからなんだけど。
蒔きながら、自分でも期待できないところがあって、つまみ菜で１回味噌汁が出来たらいいか。
ほわほわと出来る葉っぱもそりゃうれしいけど、きゅうりやトマトと同様、形のある実ってのは魅力。

でもちょっと、幸先悪い。
原因は、なんだったんだろ。
ギーコ　ギーコで一日終わったような気がする。

今日も寒い。いつになったら、畑仕事出来るんだろ。
寒さのせいもあるんだろ。身体を縮めて、着るもの増やせば、骨が耐えられないせいもある。昨日から首が回らない。

１月からお世話になってる、整形外科、ココの鍼が効く。
それが証拠に、今まで、日常的に使っていた、消炎剤や塗り薬を使うことがなくなった。
なんでも、漢方では有名なお医者さんらしく、今日は待合室、隣の草津市からの患者。

予約制でないから、覚悟の待ち時間で、したがって、ワタシは、いつもの刺繍を持参し、草津からの奥さんは、せっせと編み物。
お互い、黙々と待ち時間だったけれど、どうもお互いが気になるわけで。
どちらかが声かけ始めたら、もう止まらない。
ワタシの刺繍がきれいだと褒めてくださり、ワタシはカワイイ編み物の袋が気になる。
作りたい。編み物苦手でも、これならできるだろ。ふれあい場に持ってゆけば、誰かが編み上げてくれるだろ。

やがて、お互い、大量生産主義。
「１日１個は作れます。もう１００個くらい作りました。」あの人にこの人に、差上げたくてねー　と同時に発言して。
バックインで使われていたこの袋、「これ見本にされたら」と差し出された。
で、名刺交換して、しばらくお借りすることにした。
本日も、商談成立の快挙。
上手いこと行くときは上手いことゆく。
こういうことがサラッとできるタイプでもなかったんだけど。
鍼治療、人間まるごと善処しますなぁ。

漢方の先生、鍼治療の効用、漢方治療の歴史的経過を話してくださって、「あのぅ、先生、患者さんが、、」と患者が心配する破目に。
「漢方の本、たくさん出てますよ、素人でもかなり治療できる部分はあります。」って、
センセ、またのめり込みそうなこと言わないでよ。

なんとも、医者行きの楽しい日。半日、遊ばせてもらった。

先生、花タペストリー、最後の仕上げ。
これで、本番、４月１５日の花を決められる。
しばらく庭で花談義。セイジを先生のお庭に、ワタシはレンギョウを貰って来た。花が済んだら、挿し木にする。
仕事辞めてから、どんだけ忙しいか　先生　うれしそうにブツブツ。
世間は新年度、新社会人スタートなんよ。

昨日道の駅で買って来た、ねぎ苗、小芋、それに野菜の土５袋。
今日は、農業の予定だったんだけど、あまりにも寒い。
比叡山の山が真っ白。
天気予報は当たっても、長年生きてて、４月の雪は、、。
で、コツコツ、ふれあいの針仕事準備。
頂いたさらし、すぐ刺し子にかかれるように、四角く２重仕立てで縫う。
この下準備が大変なんだけど。

なんて、すごいんでしょう。
昨日、渡した原稿が、今日ちゃんと、回覧で町内を回ってます。
「こんな感じ」とわざわざ報告してくれた担当の彼女、「来月から、手芸品の写真ください。カットに使います」
ヤル気だな。

別荘へ。うれしい春です。
春の使者の一番効果は、胃袋に。
たけのこ（まだ、出はじめ）わらび（まだ、短くて曲がって）クレソン（これはもう、わさわさ）
別荘で、こころ清浄化もそこそこに。、あとは、ＪＡ　道の駅。
贅沢な春です。
大事な春にします。

いえね、花見どころじゃなかったの。
寒くて、まだつぼみ硬しで。
肝心な旬の食材写真、いえね、鮮度が肝心ものばっかりで。
今年こそ、たけのこ、描いておきたかったんだけど、人間が下衆だと、、。