３月末の今日の方がキリの日の感じが強い。
多分、お勤めで、ヤレヤレ感が大きかった日だったから。
実際は、このヤレヤレ感は、あとひと月、前年度の後始末に明け暮れる日々になるのだが。
だから、当時、毎年　花も見ず　の忙しい季節になった。
毎日が日曜日でも、感慨はある。
平成が終わる。
ゆっくり終わりになればいいんだけど、このところの、まるで、クイズでもするように浮かれながら、それでも、もったいぶったりもしながら、 次の元号の予想がかしましい。
別に庶民が意見を言えるわけでもなく、投票するわけでもなく、発表するって規則なんだから、その日を待てばいいことで、なんで、ワイワイになるんだろ。
職種によっては、ヒヤヒヤドキドキなんだろうけど、何かの仕事に間に合わないことがあれば、西暦で処理すれば済むことなんだから。
ワタシなどは、１回の引き算で答が出るこの西暦の方がよく解かる。

ワタシのキリの日は、来年度のふれあい事業準備。
原稿書いて、会場のお世話になってる方にご挨拶に行って。
新しいふれあいの役員さん、少し若い方だから、ほいほいニュース発行引き受けてくださるし。

　コールテンは好きな素材。
起毛を縦うねにしたコールテン。舞い上がる埃で敬遠はしていたが、好きな素材。
子供の小さいころは、せっせとズボンやスモックにしたし、わたし自身は、色違いでブレザーを楽しんだ。
上品とは言えない分、若々しさやスポーティな感じが好きだった。
ふれあいで、いろんなエプロンを作る中で、この際と、古いコールテンを引っ張り出して、スモックを縫う。
生地が硬いので手縫いの部分を無くして、ニットファブリックで始末。（襟も袖口もおんなじベージュなのに、写真、色が違って出た。）
袖は太めにしてラクに動くようにも。
おっ、若々しい感じになって、しばらく元気気分で着ることにしよう。

そういうことなのね。
この歳になると、コールテン、どこか身体にそぐわない。
骨組みがちゃんとあり、まだ、普通に行動できるはずなのに、コールテンの方が身体にお構いなく、ごわごわと強さを主張する。
歳とって、せいぜいやわらかい素材で、特に下着などは、綿ガーゼを選んできた。
上に着るものも、この配慮は必要なことだった。
キライじゃないのに、どこか借り物みたいになって、まったくの計算違い。

多分、コレ、きっと身体に命のいきおいが消えてるんだろ。
写真は人の年令が出ると聞いたことがある。
いくらがっしりとした肩幅でも、いくら、ふっくらとしたほっぺでも、どこかすぼんで写る。
何十年かぶりで、手持ちのコールテンで、張り切ったんだけどなぁ。
まだあるのよ。コールテン。縫う前に、ニットファブリクも用意したのよ。
わざわざかったわけじゃない、古いリブニットのセーターなんだけど。

スポーティに着るつもりが、生地の方でついてきてくれなくなった。

さぁ一歩。新年度の町内会　ふれあい部門スタートします。

年度始まったら、すぐに、ニュース一号を発行して、ふれあい事業のお知らせをします。
おしゃべりと針仕事、喫茶の二本立てでゆきます。
喫茶はワタシは客になるだけ。

やることだけで、自己満足していないか、本当に自治会員の為になっているのかの、形に見えない正体追って、不安にはなります。
消息を知るだけでもと、最低限の目標ですが、やらなかったらこれとて。

市立図書館から団体貸し出しを受けることは、当面延期します。
運営上の問題点もあるし、もっとグッドアイディアは、しゃべり場が町内の古着や布の断捨離なら、喫茶では、それぞれのお家で不要になった本を提供してゆこうと。
資源回収に出されて処分されたり、単に積んどく状態の本はどうぞ。
これはかなりの提供が見込まれます。
誰がどんな本を読んでるか、あからさまにならないような配慮さえすれば。
なかなか自分では読書の分野も広がらないし、知らない世界のまま、終わってしまうことを考えたら、誰かによって誰かが豊かになるという広がりは魅力です。

打ち合わせが終わり、原稿を書く人、ニュース紙面作成の方、会場の段取りの人、役割分担出来ました。
実務の慣れていない者にとっては、この打ち合わせだけで、大仕事ですが、
踏み出せたから、今日のお仕事完了。

今日は、ひとりの夕食。
明るいうちから、頂いて。
あっ、苦手苦手と思うより、みんなのことを考えられることって、実はとってもありがたいことなんだと、お酒が気持ちを軽くしてくれました。
これ以上軽くなると、アブナイよ。
自分の好きなものばっかり並べて、陽気な夕食です。

今日こんなことがあった。
大したこんなことでなくても、そして大した行動で起因するでもなく。
身の丈にあった出来事は、だから、しみじみとうれしいし、
なまじっか、大したことなら、次の日への持続がしんどいし。

自分の時間は、確実に欠けるし、気楽にとはいかなくても、もう一年、町内ふれあい事業やってみるか。
特に、準備の時間と進行への気配りは、見えない手間になる。
コレだって、年寄りは、引き受けた以上、ぶつぶつ文句は言わない。

玄関先で、材料の分類をしていたら、Yさん、この方は和服の仕事をなさっていたから、和服はたくさん寄付していただいたのだが、今日は、洋服。
「もう、コート類着るのは今年で最後なの、クリーニングしてきたから　何かに使える？」。この方も80を超えられた。

先日、８０を過ぎたOさんの昔のレース編みを「何とかなる？」と持ってきていただいたことを書いた。
しゃべり場で集まっている誰もが、この細い糸のレース編みは「考えただけでも、ぞっとする」と、もう無理な作品。
とりあえずしゃべり場に持ってゆこうと並べていたら、Ｙさん、「欲しい、貰ってもいい？」。
商談成立。商談じゃなくって、転回してゆく。よかった。
多分、Ｙさん宅の縁側に見えている丸いテーブルで、２代目の働きをするんだろ。

転回して、町内で展開する。
ささやかなざわめきで高揚して、そして安堵。
持続してさえいれば、チャンスは逃げない。
あしたは、新年度の役員さんと打ち合わせ。

あぁ、そういうことなの？
予定がないので、ゆっくりおつかい。
今どきのコースは桜の木のある道をゆく。
スーパーのドン突き当りは膳所公園。花の咲く前に空との境が薄いピンクになるようなときがあるんだけど、まだ。
東京じゃ満開と伝えられているのに。

風が強い、まだ冷たい風。
神社の木々のざわめきが、すごい。ちょっとした台風並み。
そうなのね　って気づいたのは、風の音。
冬はピユゥピユゥ　甲高く、空気を裂く音。
今は、風の音って、木々の揺れる音。ひとくくりにしていたけど。
ひょっとしたら、俳句の季語では、風の音だけで、春夏秋冬、それぞれの言葉があるのかもしれない。
これ以上突っ込む気はないけど。さくらはもうすぐ。

今日は、家日。念願の草むしりも予定分。ハナニラの白に交じって、ムスカリがいっせいに。
お金かけた花は、どうしてもむらさきが多い。
ごそごそ、好きな一日。タネを蒔くほどの元気もないけど。

　図書館。今日も荷物が重い。
借りた本１３冊に、今日はかみしばい。
市原悦子さん風の語り口で、かみしばいオバサン出来ないかなぁ　が狙いで、家で練習をする。
やってみようと思うだけで、今日も心は軽い。
軽い理由はもうひとつ

町内、来年度の、ふれあい事業に、市立図書館の団体貸出を受けられないか。
図書館の方に話したら、すんなりOK。月に５０冊の本が借りられる。
しばらく書架めぐり。
喜ばれそうな本、気楽に広げられる本、どうして選本するんだろ。
児童図書室はあっても、老人図書室はない。
大人のかみしばいもない。
それも尋ねてみた。
「高齢化社会に適応するような本をと考えているのですが、、」ただ、実際は年寄り向けと特定する本の発行は少ないらしい。
もちろん、本を年令で区切る方が変なんだけど。

「本のあるふれあい場」あるいは「本のある町内喫茶ルーム」。
まだ、役員さんたちとは話してないし、少しは、役員の負担は増えるかもしれないけれど、あらゆる方面から、地域のふれあいを考えることができたらのひとつ。

やってみなワカラヘン。
非常に便利な発想で、元気よ。

裁縫箱の隅っこやら、刺繍糸のもつれた間から、まだまだ出てくる、男の子と女の子の刺繍。
いのち、全うさせにゃ。

今夜は工作。０,５�o厚のプラ板（サンデーPET）　厚いボール紙（板目表紙）。
少々手ごわい相手。
手ごわいけれど、帰路の荷物の大きさに閉口しても耐えたから、逃げるわけにはいかん。
ずーっと、考えていた結果。

ねばならないことは月一の内科医者なんだけど、せっかく靴を履いた以上、医者だけでは、可哀そうでしょ。
たまの外出は、ついついアレもこれもで、腕が２本しかないということを忘れてしまう。
しかも、いつもの手芸屋さんと食材調達プラスLoftと日曜大工センターとくれば、嵩の高さはかなりになる。

帆布で作る小物入れ。スカッと切り立っていないから、日常の手元箱には、やさしい感じで馴染みやすいけど、
棚に並べて整理用の物入れにするためには、もうちょっと、スカッと 切り立った方がと考えたわけで、
さて　じゃぁ　の結果。
手芸用の一番硬い接着芯を使ったけれど、これは値段が高い。
どうせ、外側、帆布と中側、帯や木綿地で隠れるんだから、と選んだのが、この二つ。
線引いたり、カットしたりの細工は、ちと難しい。
やってみなワカラン主義で夜が更ける。

外に出ると、うん、新鮮さわやか。
日曜大工センターで、うろうろしていたら、声を掛けてくださった、店員さん。
大体、ココは、商品の前で店員さんが立っているわけでもなく、店員さんを捕まえるのさえ難しいお店。
よっぽど哀れだったのか、持参して商品の前で当てて様子を見ていた帆布の小物入れを面白がってくださったのか。
接着剤でゆくか両面テープでくっつけるか、いっしょに考えてくださった。
バァサン図々しいから、「接着剤を完全に使い切る方法」について、マヨネーズの完食方法を引き合いにして、質問と意見。
あぁあ、気の毒したけど、面白かった。

うれしくなったから、ついでに、ほうれん草とみつばの種。青物の端境期は自分でがんばるつもり。
ついでに、大根の種まで買って、深いプランターでやってみよう。（コレは自分でも、無理だと笑える。うれしいとねー、どこに弾んでゆくか。）
すぐ、畑仕事がかかれるように、肥料も買えば、そりゃ、２本の腕ではねー。

今夜の相手もなかなか手こずる。「仕上げをごろうじ」まではなかなか。
ココで怪我したら、今度は薄物、春のブラウスは縫えませんけど。

目の端で何かが動いたととらえたのは、日曜日の午後。
取り込んだチュゥリップのはなびらがはらりと落ちた。
家の中の暖かさに、開くだけ開いていた。
外側の可憐さに比べたら、中の芯の部分は、怖い。くまどりを入れた歌舞伎役者のような。
しべにくらいついていたはなびらが、力尽きたのか、しべがこの薄い花びらさえ持ちきれなくなったのか。
きっかけは、風が通ったわけでもなく、小さな地震が起こったわけでもなく。
花は、自分の命を見極めて。
散りぎわ。　「散り際」の意味が、重く新鮮に心を打つ。

ぶり返した寒さに、炬燵暮らし。

なにか形になるほど、がんばってもいないのに、一週間。
せっかくのひとりの日も、無為に終わって。
今はいい。
忙しくなったときに、平然と動けるかだ。
実際、来週は忙しくなる。靴を履く日、７７歳にとっては、これを忙しい、あるいはめんどくさいと言う。
そういや、庭に下りたこともない日曜日。

お彼岸の間、ひとの出入りでざわついて、今日、やっとひとり。
ひとりの時はひとりの仕事がある。

部屋中おっぴろげて、ひたすら、さくさくコツコツしゃべり場の下準備。
晒を３４�p角に仕上げて、刺し子用。
町内の方に頂いたもので、晒がいちばん多い。どこのお家にも常備されていた時代があったのかなぁ。
水洗いして糊おとしもし。
晒のサイズにあわせてコピーで刺し子の図案を揃えてゆく。自由に刺せば楽しいんだけど、みんなの中でデザインするのは勇気が要るらしい。

先生に頂いた帆布。小物入れは人気なんだけど、裁つのも縫うのもちょっと過酷。
過酷なのは、ミシンの方も。
薄いもの縫って、厚く硬いもの縫って。ゴメン、相当いじめてる感じ。耐えよ。
すぐ手を伸ばせるもの準備しておけば、みんなの時間に無駄がないし、ちゃんと段取りしないと気がすまないし。(正しいやりかたか、自信がないまま）

↓、自家製のお味噌を頂いた。美味しい。
何で美味しいかと言うと、変に減塩がしていないところ。豆の味はあるのに、きっちり、味噌としてのしょっぱさも。
減塩流行に辟易することが多いから、こんなしっかりしたお味噌がうれしい。

げっ！　たいがいいやになっている状態を　へきへき　すると言っていた。
ＰＣがどうしても変換してくれないから？？で三国。
正しくは　へきえき　だった。
今日まで、間違って使って来たけど、恥ずかしいより先に、ホントかよぅ　とまだ疑ってる。

「どしたん？」お揃いでお花見かと思った。
春の路地。おんなじような買い物袋提げてお三方。
春のお顔つきだ。どこか、ほっこりとして。

ワタシもぼちぼち。
本家へのお参りもスルー。
コレでいいやん、ゆるやかにゆるやかに疎遠になる。

ふれあい　しゃべり場の写真を整理して、それぞれに差上げ、ついでにお子達カバンを届け、身辺整理。
形にならなくても、春と思うだけで、新しいスタートの気分になれる。
TVはイチローさん。長いインタビュゥ。

暖かいお彼岸。取り込んだ仏花、もう終わりのアネモネがはらりと花びらを落として。
いいのよ、花の命は、花が決めること。
ムラサキの花の替わりがちゃんとスタンバイ。ツルニチニチソウ。これは斑入りの葉っぱも明るくてきれいだし。
やっぱり、仏壇の中は明るい花がいい。

花のことがより愛しく感じるのは、ＴＶのせい。
さくらの開花宣言の為に、中継さわぎ。
１日ふつか、ずれたところで、さくらの勝手でしょ。
自分の命を見極めながら、自分の力で、ワッと咲く、こっちのエネルギーをそっと愛でてこそ、花と人間の関わりでしょ。
Ｘデー騒ぎでは、咲いてはみたものの、居心地悪そうで。

さくら　さくら　ゆったりと人間世界に微笑んでおくれ。

なんぼ考えても解からないのは、♪さくら　さくら　やよいの空に、、♪
わたしのなかにはさくらは４月のもの。
子供のころのお誕生日は、さくらのはなびらが風に舞って、お弁当を飾ってくれて。

お彼岸のお墓参りは、もうちょっと暖かくなってから　という息子氏のお達しで。
きっと、お墓参りの目的が、おっかぁのたけのこ買いであると、にらんだか。
いっつもいっつも生き仏様優先で、あなたも、おばぁちゃんも許せよ。
こちらも、とっくにお見通しか。
空の上からなら、よく見えるでしょ。
ピンクに覆われる風景も。

　お彼岸の仏花は、盛りのチュゥリップ、最後のアネモネ、
濃い色取りの組み合わせをやわらかくするのは、スズランスイセン。
エライ派手でカワイイ花になりました。
枝ものは、セイジで締めて。

Ｏさん来宅。「何かに出来ない？」ただいませっせと断捨離中。
お持ちになったのはおびただしいレース編み作品。（写真はその一部。）
ワタシには出来ないけど、どんだけの時間費やされたかは、見ている方が途方に暮れる。
捨てる前に持ってこられたんだけど、なんとか、使ってみよう。
それも、急いで。
７７歳が８４歳をおもんばかるほどの差はないんだけど、あるいは、Ｏさんの方が、まだ車運転されてるし、ワタシよりよほど若々しいし。
ふれあいで親しくなったＯさん、ほかにも町内にいろいろ達人がいらっしゃることを知った。
同時に、どこのお宅にも、、。
来年度のふれあいは、断捨離お手伝いも入れますか。

ワタシも、やっぱりなんとかしなくちゃは、膨大な男の子と女の子の刺繍ピース。
今日は男の子。
持ち手がやたら長くて、付け幅が広いのは、通学の子たち、こんなふくろを上手にカバンに掛けていたから、計らせてもらった。
ちなみに先日のピンクの女の子のふくろはもうない。
入学の季節なんやねー。お孫ちゃんにと貰ってくださった。
もうちょっと作って、町内の「障害者をもつ親の会」のお店で、使ってもらえるかなぁ。

たいがいは自分の為だけに１日２４時間使っているんだから、贅沢は言えないんだけど、きょうはご機嫌。

上手いこと行くときは上手いこと行く。
歳と共に思った分だけ進まない不満の募る日々の割には、かなり上出来。
まぁ、コレに感動する方が哀れでもあるけど。だって若い時なら、おちゃのこさいさいのことで、とりたてることではもちろんないものだもん。

上手い完遂の絶対条件は、ほんの少しの緊張感。外回りを済ませたらの願いがある。
たかだか３時間、半径１�qの範囲をぐるぐるしていただけだけど、
医者に行って、郵便局に行って、本屋に行って、デジカメプリントに行って、クリーニング屋さんに行って。
これをどうしたら、待ち時間なく遂行できるか、事前に頭の中のシュミレーション。
それに伴う持参品も膨れ放題。
最後に、春キャベツだブロッコリーだ卵が安い今日はいちごもきれいとなると、これは、膨れ放題以上の、もう、根性のはなしで。

かくして、明日から、しばらく針仕事に向かえる。
しかし、３時間だけで、今日一日、パンク状態でもある。
本を買ったのは、今日の失敗で、ごろごろ読書では、もったいなくもある。

自治会総会の翌日は、気心を知りあって、今迄より親しくなった人たちの会話。
草むしりをしながら弾む声を聞いてひとしきり参加。
道端で、町内自治会のはなしがされるなんて、すごい！

男性方の参加を見込んで、喫茶室を企画された理由。
役員さんの親しい方が経営されてる喫茶店で、朝、通勤客のコーヒータイムが終わると、コーヒーとトーストのモーニングセットを目当てに、 ひとしきりお年寄りの男性でにぎわう。
おひとり住まいの方の朝食タイムになってるらしい。
じゃぁ、そんなひとときを作ればということになった。
１００円持参で、お茶飲んであとはご自由タイム。
やがて、寄せ植えやら門松つくりが生まれるかもしれない。碁会所にはならんか。

今日はちょっと休養日、
うーん、机にメモ用紙置いて、ざっと１年間のふれあいの原案を作ってみる。
喫茶を考えている人と合体して、ほんの少しの自治会時間。
ほんの少しでいいのよ。それぞれ、自分の時間があるんだから。
少しでも、ひとが動くって、これはなかなかおもしろい。

かって、自治会、町内会は、一番居ごこちの悪いところだった。
なるべくなら、関わりなく生きたいと思っていた。
今日、大工町自治会総会。
うーん、出来ることでお手伝いできたらと。

子供のころの記憶。
母は「また、常会」と嘆きながら、夜の地域の集会に出かけていた。多分、今の町内自治会の会議。
米の供出の割り当ても議事のひとつだったらしい。
内容はともかくとして「常会」とは、必ず時間通りに始まらないものであり、煮え切らない会話が続いて、ひとつのことがなかなか決まらない鬱陶しいものであったらしい。
ワタシの中にも、かなりこの印象があって、すぱっとした意見のないしんきくさいもの、役員のなり手がないものの印象がイヤ気を加算していた。

仕事をリタイアした人たちが、寿命の長くなった今、これからの居場所として自分の町を見直す。
組織で働いてきた経験を生かし、割とさばさばとしかもしっかりした意見も出て、 自分たちのこれからを決めてゆく作業やつきあいは、必須のものと考えられるようになったのだろう。
それに乗れた自分もまたうれしい。
自治会がおもしろい場所と思えるようになったのは最近だし、盛り上げようよという気になっている。
居心地というのは多分、自分で作り出すものなのだろう。
総会の場が楽しい。

あらまぁ、新役員さん、張り切って来年度事業計画案。
「やってみる」。やる中で次の課題を見つけてゆく。
「やめてみる」。資源回収は、市の収集ゴミに任せることに。
やってみなワカラン世界が、夢で膨らむ。

もちろん、マイナーな事象もあって、「自治会脱退者」も。
不在のところで、あぁでもないこぅでもないと論じるより、よほどの想いで出された結論、「やめてみなワカラン」の経験、本人も自治会も経験させてもらおう。
「やめたらアカン」の意見には、災害時助け合えるか　というのが多かった。

短時間の朝の激しい雨。今日は家籠り、納戸こもり。

家のリフォームをして一番ラクになったことは、衣類の季節の入れ替えが不要になったこと。
そういう一日を設けなくっても、次の季節の、あるいは来年の季節の点検ができること。
来冬に備えて、タンスの引き出しひとつづつひとつづつ整理。
今年はことのほか頑張っているのは、いざの日のための準備。
当面の「いざ」は
ひとにお世話になる、やれ入院じゃ、やれディケアじゃでは、なかなか意に染まぬことも多い。
多分、母にだって、身体に馴染む衣類があっただろうに、一言も言わずにお仕着せで。
そして、けっこう苦労したのが、いちいちのお名前書き。
ちょっと侘しい気持ちになって、名前を書く。そりゃ、新１年生の細かい名前書きよりラクだけど、気持ちがちがう。
古いものは捨て、お名前書いて、「いざ」の準備。
なかなか、終末期も大変なのよ、いざが済んだら、それなりのエンディングドレス。
ごそごそして、計画設計も、楽しいもんよ。

あしたは、自治会総会。
用事はないけど、来年度のふれあいの仕事に、１年かかって、すでに１刷りのある「誰でも出来る自治会活動」をもう一度加除して、完成度を増したい。
この１年、自治会員さんと今までにない話ができて、気付いたことが多いし。

家の中で、ちょっと外が見られるのも、元気な証拠よ。ありがたいねー。

順調に、朝の草むしり、ぴりっと寒い。
「この１０本さえ抜いておけば、あしたが、ラクになる。」そう、口ずさんで、もうちょっともうちょっと。

３月１２日、瀬戸内海の島で生まれたみかんを頂いたことを書いた。
はっさくと温州ミカンの掛け合わせで、まだ市販は少ないというめずらしいもの。
ミカン農家の努力に頭が下がり、いわく因縁口上つきでおすそ分けして。
５人に差上げたら、まぁ見事、「美味しかった」であり、「掛け合わせているのがはっきりわかった」であり、お返しに羊羹が来る、「この際だし、携帯番号教えておいて」と まぁ、華やかなにうちの街でこのみかん「スイートスプリング」がデビュゥした。

午後のピンポンは、Ｙさん。
みかんが美味しかったと言い、おもむろに、玄関先で御開帳。

「ねぇ、おみかん何で剥いてる？」
「包丁、もうリンゴはダメだし、毎朝の果物、夏みかん、はっさくとひと手間かかるから、前の晩に剥いて、、」。
「ムッキーちゃん」コレみつけたから、さしあげますと。

小さなホッチキスサイズ、（検索して出てくる写真がきれい）１００均レベルのものかなぁと小ばかにしていたら。
見事な御はたらき。
外の厚い皮剥くときは、針をみかんの天に食い込ませて、切れ目を入れる。
なかの実、房の口を、溝に通して、あれま、一番やりにくい実を取り出す作業の薄皮がキレイに剥がれて。
のめりこんで、この優れものの検索。
小さな町工場で生まれたものらしい。

２０年ほど前、消しゴムたわしの威力にぞっこん惚れて、お使いものにしばらく使っていた。
しばらくして、ごはんのくっつかないぶつぶつしゃもじが出て、今度は惚れた姉が、誰かれなくプレゼントしていた。
当面、この「ムッキーちゃん」の宣伝に努める。
細工は、ほんのちょっとしたことなのに、ちょっとしたことから生まれたアイデァがうれしい。

たまたま、今日は電気釜を買った。
えんじ色で、ピッカピカ。おっ、ごはん美味しい！
値段は１００倍ほど違うけど、この大小のキッチン用品、ワタシにとっては、横並びの値打ち。
なかなか、毎日、楽しませてくれますなぁ。

箱の中から出てきた小さな刺繍、男の子と女の子。
飯舘村へのクリプレに、１００人刺して１００個のバックを作る予定だった。
お雛様も出さなかった。せめて、復興へ願いを込めたこの刺繍、ぼちぼち陽の目を見せてあげましょう。

人としゃべると元気になれる。
一定の緊張をするのも、高揚の条件なんだろうけど、とにかく声をいっぱい出すことで、かすれ声が治る。
午後はおしゃべり。来年度の、大工町ふれあい事業をどうするか。

役員選挙でえらばれたわけではないし、単に今年の会長をしている友人から頼まれたわけで、
それを踏まえて、「来年度の力を貸してほしい」と来年度の役員さんがお越しになった。
随分張り切っていてくださって、月一の「しゃべり場」プラス「アフタヌーン　ティ」の場を設けたいと。
月二回のひととき。
お茶におしゃべり、主にどうしたら、男性老人を引っ張り出せるかが狙いらしい。
碁盤や将棋盤もおいて、、。
できるか、出来ないかやってみないとワカラン、やってみるしか、解からないわけで、集まれば、紙芝居だって、お茶室だって出来る。
月二回集まるんだったら、市立図書館から、団体貸出の利用についても考えてみようか。
「しんどい思いはしないでおこうね」と緩やかに緩やかに。

京都に行って来たからと、Yさん。
いろいろ活躍なさっていたけど、「何もかもがめんどくさくて」のお年頃らしい。
そのまま衰退の道にになるか、やがて、やっぱり　となるか。
三寒四温の今の季節、人も自然も、こういう緩やか　がいいのよ。

わたし、出来ることはお手伝いする気になってる。
ワタシの中でも、三寒四温の経過と繰り返しがあったわけで。
それに乗っかって、だから、おもしろい。だから、自分の変化やちょっとした成長を楽しめる。
前向きだねー。
あのね、前向きじゃないと、なにやったって、つまんないわよ。

　タイトルはマチガイじゃないのよ。
ぼちぼちの暮らしだから。大胆針仕事までは、なかなかゆきつかないのよ。

タンスの靴下用小引だし　ひとつ。
靴下カバーを揃えましょう。来冬も生きる気。

母から受け継いで、ずっとコレで足を温めてきた。
こじんまりしているから、ソックスの上に履いて、このまま庭のサンダルも履ける。
コレにルームシューズを履けばもう完璧の暖。

履き口に、細いゴムを通すか、悩み中。
コレにしろ、ソックスにしろ、足首に負担を感じるのはイヤだし、新しいうちはコレでいこ。

母は、いったい何足編んだだろ。
姉宅に行っても、娘宅に行っても、この形見がある。
旅行好きだった姑は、旅館に便利と携行していた。
冬支度だけじゃない、なんせうちはスリッパがないから、６月くらいまでは使うし、夏だって、冷房のアトリエの床は、冷やっこいし。
まぁ、寝ている間の手慰みだったんだけど、いつものとおり、止まらなくなって。
ぼちぼち、ひとつひとつ。若い時と違って、１週間かかって、小引だし。
履くということは、まだ、寝たきりになって無い自分が居る。

「どうしてたんよ」訪ねてくださったご近所さん。
８４歳に労わられるとつらい。
「やっぱ、今度は熱が続いて、しんどかった」。
しんどいのと不気味なのと、せいぜいとんぷくは飲みたくなかったから、実際。
「大人になってからの熱はねー」８５歳、なかなかの芸人、粋人。
７７歳に「大人になってから」ってのはかなり可笑しい。
可笑しくて笑ったら、風邪の気配が、すっと抜けた。
送りがてら、庭で草むしり、懸案事項のひとつでも手が付けられたら、気分も乗ってくる。

最大の懸案事項は、糠漬け。
「これで食べたら、落ち着くなぁ」で風邪の朝　糠漬けに手を突っ込んだときの冷たさ。
これをなんとかお手入れしないと。
大好きな親戚の叔母ちゃんが、寝たきりになる前、「ワタシの身体か、糠みそか」と朽ち具合を嘆いておられたなぁ。

そこに、宅急便。果樹どころの友人から。
まだ市販に出回ってない、はっさくと温州ミカンを掛け合わせた、「スイートスプリング」という大ぶりのみかん。
皮肌が、九ちゃんみたいなニキビ風だけど、コレがまた、あっさりとした甘さと、あふれるジュース。
みんな、一生懸命なんだなぁ。
掛け合わせるって、三杯酢作るのと訳が違う。
目に見えない日々を待って、新しい我が子を夢見る。
こりゃ、宣伝するのは、食べたものの責任。
ご近所さん回って。

普通の日、いろいろやって、やりすぎないように用心して、普通の日のなんと楽しいことか。

大津市ガスサービスセンターのガス器具点検で、若いにぃちゃんと、裏庭、ガス器具の前でしゃべりこんで、
すっかり冷えて、すっかり更新忘れて（１３日朝）

本日２回目の更新。

平熱に戻ったのは確実に解かるのだが、まだちょっと、咳と痰。
それでもありがたいこと。「あしたが、見えてくる！」
そして、「なにからしようかなぁ」に繋がる。

TVは８年前のあの日を一日。
ニュースはそれぞれの８年の哀しみを強調して復興を語る。
８年は哀しみ色の日々か。
いかにも寄り添えているような言葉より、８年の怒りの歴史を浮き彫りにしてほしい。
燃えたぎる怒りがなくって、どうして立ち上がれるものか。
長引いているのは、結局人災の部分なんだから。

あの日、もっと寒かったなぁ。
母はもはやあの時、津波が理解できなくなっていた。２,３日して原発のニュースはさらに震え上がった。

いいお天気だし、東北に繋がる空を見る。
久しぶりの外、スズランスイセンがこんなに咲いて、母を送るメーンの花だった。

３月、この季節。
哀しみの追憶よりも、さらに、怒りの目を凝らして、これからの日々。
残された人間の責務。

熱のある３日は、いつ日付が変わったのかも、いつお腹が減ったのかもわからずに、
むしろ何の苦痛もなく。
いつもの骨くすりに、喉くすり、痛み止めに、胃を守るお薬、かなり辛抱したけど、とんぷくも安心剤で。
今年、２度目のインフルエンザ検査を受けて、大風邪。

週明け。今朝やっと、自分で復活宣言。
これから医者に行って、復活の後押しをしてほしいと思っているところ。
昨夜の発汗を見たら、これはもう、復活の自信はある。
今迄にかいたことのないような、大量の汗。
驚きよりも、快感。
大洗濯の準備をしたいんだけど、ここまで来たら焦らずとも、じきに通常の暮らしになれる。

歳とるとなかなか胸張って復活宣言できない怖さがある。
ぶり返すイヤな気分は何度も経験してきた。

参りましたな。春先のけつまずき。
まぁ、静かに寝ていたら、あるいは寝ていられるから、ありがたいことなんだけど。
息子氏が、何度か在宅しているのに気付いていた。
今朝、ご出勤の前に確かめたら、「おかぁさんの看護の為、休みとったから」って。
うん？看護って？
抹茶のアイスクリームが冷凍庫に詰まっていただけで。
ご迷惑かけました　だけど、えーーーぇ
ワタシ、ひょっとしたら、彼の会社では病弱な母の存在になってるのかも。
死亡は一回しか使えないけど。姉も親戚もこりゃ、殺されているかも。
まぁ、ひとのことは言えん。年老いた母の存在は、ワタシだって便利につかわせてもらえるところもあって。

昨日、琵琶湖マラソンで、湖国もすっかり春。
お孫ちゃんの大学進学戦争も済んだ朗報。
出産にしろ、受験にしろ、自分が経験するより、娘の場合の方が心配だったけど、ラクにはなったよねー。
元気になったら、おばぁちゃん、お祝い持ってゆくだけ。
それしか出来ないんだけど、幸いに京都の大学、うちから通う方が断然近い。
どうぞ、寄宿舎にお使いください　と希望を与えてくれた。

雨があがった。
医者に行こう。帰りに美味しいもの探して来よう。

うん？　背中が寒い。喉が痛い。先月ひいた風邪よりよほど咳が激しい。
あのころは、インフル対策に必死で真摯な心構えがあったから。
ちょっとの油断で、不調。ココ、２,３日寒かったことも。
医者行くか、ついでに整形外科も薬が切れたし。　だけど、いかにも中途半端な昼前の時間。
合理的に医者のはしごを考えて、午後の部の診察開始をねらって。
三国には、「はしご酒」と一緒に「はしご受診」とある。

養生日。
治る兆しが見えてこないし、この季節には、もう飲む人ががくんと減ると先生のおっしゃる、身体を温める漢方薬も、効果、ノン。
せっかく、草むしりを毎日の計画の中に入れたのに、２日めにして、断念。
熱の出る前の、けだるさ。ただいま、３７℃まで。
３７℃って言うのは、ワタシにしては、臨界線。

どうなるか、早寝しか。

花タペストリー、完成って、先生のはなし。

布の背景部分でお手伝いしながら、もうひとつ、イメージの湧かなかったはじめての世界。
４０�p×８０�pほどの衝立風３基。（実際、この数える単位がいいのかどうかワカラン）。
コレいい！
コレ、重宝するかもしれないなぁ。
床の間のない設計の今風の部屋、このタペストリーを置くことで、落ち着いた一隅が出来る。

先生、それぞれに花材を変えられて、活けて、お師匠さんに見てもらっての繰り返しだったらしい。
自由花の研究生と言いながら、ちっとも自由じゃないと。

本番の四月には、また花材も変わるだろうし、季節を尊ぶ世界、変えなきゃいけないし。
そして、結局選ばれた背景は、いちばんシンプルな藍染めと、日本の縞木綿。
やっと、役目が果たせた安心の上に、先生作の衝立風の木枠、頂くことになって、はじめての世界を楽しめる。
先生　木工がご趣味で、うちのリフォームの時、見に来ては「大工さんになりたかった」とおっしゃってた。
不要になったうちのタンス、花器になり、額になりして、楽しんでくださった。
お互い歳だけど、無職だけど、だんだん忙しくなってきましたなぁ。
おもしろい布を探す目的もまたひとつ。

ワタシ、この衝立の枠に、刺し子を掛けるつもり。

朝の家事をしながら、更新準備をする。
これから、半日かかってご要望のカレーを作る。夜のメーン。
じゃがいもはまだ土の黒い新メークイン。
コレを買ったから、カレーでもいいかと気になったわけで、大体があんまり作りたくないもののメニュゥ。
いろいろ作っても、結局カレーしかお食べにならないから、せいがない。

いろいろのひとつ、今日は大根。昨日近所の垣内（かいと）畑で頂いたもの。
素直大根もあったけれど、「ワタシ、それが欲しい。」

大根、
成長の有り余るエネルギーをどう命につなげるか、土の中で考えたんだろうなぁ。
それが石ころの悪路なら、じゃぁ、こう生きてみよう！
健気というか、強いというか、自信というか、いっぱいの誇りをもって、
生物学から哲学の世界にまで引きずりこんでくれる。
ワタシの針仕事なんかくそ喰らえで。
とりあえず、記録しておかないと、で、昨日の記録、へっちゃらに捨てて、５日の朝の記録。
葉っぱもゆがいて、
なぁに晒さなくても取れたてだもの、ふきのとう味噌に使った、じゃこをたっぷりの炒め煮。
ちなみに、畑の奥さん、「おでんの大根は、チンにかぎる」。それもやってみよう。

雨上がりの朝のなんと、上等のお日さま。
台所も草むしりも、今日は満足にお遊び出来る。

　ホントにもう冬は終わりなん？
雨がやわらかい。
長靴、雪かきスコップは、ふくろに入ったまま。
そろそろだなと思うのは草。本腰入れないと。
毎年誓う　草ゼロの一角すら、このままでは。
チュゥリップ開花。
新しい球根だから、大事にして、日当たりのいい一等地に１０球、背中にブロック塀背負ってるから、ヒーター常備のお屋敷だったから。
やっぱり早いよ。
新しいランドセルとチュゥリップの光景、なくなりそうね。

広告のちらしを見ていた息子氏、「ひな祭りに、ばら寿司食べるんかなぁ？」
どうやら、節分の巻き寿司とおんなじ感覚らしい。
そういえば、長いことちらし寿司、作ってないなぁ。ついついつまみやすいから、海苔巻の細いお寿司が多くて。いっぺんつくるか。
広告のきれいなピンクのちらし寿司の写真を見て息子氏、「鯛でんぶはいいから、、。」と牽制。使う気はさらさらないから。
お雛祭りに華やいだ昔、もう、やがて半世紀になる。
まぁ、男の子には、印象は薄いんだろうなぁ。
もちろん、お雛様も、押入れの奥で、鎮守。まぁ、おざなりな扱いをしてるから、今頃、あぐらをかいて酒盛り中かも。
飾れる条件はあるのにねー。
ヒマだし、お雛様に解放出来る空き部屋もあるし、雛段でロッククライミングするみー子さんも居ないし。

雨だし、日曜日だし、ペースダウン。
近所の方の供出の布で、エプロン。
新しいものにかかるにも、いっぺん、大整理しないと。

本業に入る前に本日外回り。

メーンは図書館。コレで、３,４週間の楽しみの保障。
自分も楽しいけど、１５冊の半分は、手芸の本。
探しているのは、「こんなのができる」と、しゃべり場で提案したいから。
自分の持つ手芸の本だけでは、偏りすぎて。

図書館の近くに、昔、大津でいちばん栄えた商店街がある。
ホント、昔を知っているものには、悲しいほどの寂れようで、
ただ、昔ながらの八百屋さんやお魚屋さん、昆布の専門店などがあって、足を運ぶ目的はそこ なんだけど。

なんで、こんなに人なの、今日は歩くのも困難なほど、ごった返している。
本日、１００円商店街。街おこしの何か月かに一度１００円商店街。
のります、のります。これからの楽しみの保障倍増。
古着屋、ハギレ屋の露店、素通りできませんわなぁ、
地元の野菜は、これはもう、早い春の野の恵み頂かなくちゃ。

忘れておりました。
自分には手が２本しかないことを。
本の１５冊が肩に食い込み、ほうれん草の葉っぱが納まらなくて、
今、丁度の春子の初卵。この小ぶりで、黄身のぽっかり浮き上がる新鮮卵は、守って抱えて。

バァサンどうする気なんだ。
お医者さんからは、重い荷物は禁止されているし、持つときには、ぐっと身体に近づけてと言われているし。
タクシーで帰るか、いいや、せっかくの１００円商品の意味がありませんやろ。
とろとろとろとろ、帰路に。

電車を降りて、近くを歩くのが恥ずかしくて、
いいや、大概恥ずかしい暮らしなんだから。

失敗しながら、満足という日。
あしたから、本業に戻るって？
問題はじゃ、ハテ、ワタシの本業って？
問えば、単に無職。
コレも、ひとかどの仕事しと時々思いあがっている時があって、無職、喰って寝ての本業わすれておりました。

３月。おついたちがピシッと決まると気持ちいい。
今年最後のふれあい、しゃべり場。
話が弾んで、手は全く動かず。針に糸を通す人さえなかったけれど、エプロンの型紙が町内を回覧し、お家仕事もお持ちになって。

今日は若い方がいつもより上等のお饅頭を準備してくださって、最後の花。
えらいなぁ、ちゃんと懐紙に、カワイイフォークもつけて。ポットには紅茶。
カワイイって言ったら、「１００均だけど、使い捨て」。
若い人が１００均の話されるのって、自分でもびっくりしたんだけど、急に１００均が愛しくなるほど、新鮮に感じて。
くらしを考え、くらしを工夫する健気さまでも。
バァサンが１００均を語るのとは違う。
こういう方が居るから、ワタシは自由にできた。

終わったぞーは、来年度への夢。つまり次を夢見られるそんなふれあいの場だった。

ピシッと決まったかどうかは、そりゃぁ、知らん。
一仕事終わって、今日は休養、これが、必要ってのが、やっぱつらいけど。
３月、いい月にしよう。予定の中に草むしりも入れて。
たいそうな欲望ではなくて、ひとつこなせただけでも、夢を追う基盤になる。